2007年7月 8日 (日)

丹後半島を巡る旅Vol.5(「家族に乾杯」エンディング風)

丹後からなかなか家に帰れませんな(苦笑)
このところドタバタで生活のペースが乱れっぱなしで・・・という言い訳は置いといて。

念願の丹後半島を巡るという目的を果たし、2日目はもう一つの楽しみ、美山周辺を巡る旅が待っています。
2年前の皐月の風薫る頃に京都に行った際、初めて連れて行ってもらってすっかりお気に入りの場所になったエリアですが、まだ一度も行った事がない家人は、よく関西方面のSRXな人たちの話題にも上るこの場所の訪問を楽しみにしていたのでした。

今回は小浜方面から鯖街道を南下し、朽木、広河原、佐々里を通って美山というコース設定を考えましたが、少し色を濃くした緑に百花繚乱の山里の景色が何とも言えずに美しく、大満足。
そんな素晴らしい旅に花を添えてくれたのが、何人かの友人の出迎えでした。

丹後半島を巡る旅の最終回の今回は、鶴瓶の「家族に乾杯」のエンディング風に、お会いした方々をご紹介いたします(笑)

まずは、ビューさん!
Bue
宿で出発の準備をしていると「天橋立到着」のメールが着信。
経ヶ岬に飛んでくるブルーインパルスを見物に行く途中で立ち寄ってくれたそうです。
Buellとジェット戦闘機はよく似合うような気がしますねぇ。
しばし歓談した後に、颯爽と去って行かれました。ありがとぉ~>ビューさん Bue2

朽木までの所要時間を甘く見ていたワタクシですが、ビューさんのアドバイスもあって、高速を使って小浜まで行って正解でした。

その朽木道の駅では、がんちょさんとGSRさんに会えました。
Kutuki
小浜に向かう途中からだんだんと雲行きが怪しくなってきて心配していたのですが、何とか降られずに奈良からSRXでやって来てくれました。

そして前日の夜にがんちょさんが「一名捕獲」と言っていたので「誰だろう?」と思っていたのですが、それはGSRさんでした。
「こっそりバイクで出ようと思ったら見つかってしもたよぉ」と、ジュニアと二人でドライブがてら来てくれました。
(どーりで空模様が怪しくなtt・・・・以下略)

がんちょ氏の新たなる野望(笑)の話などで盛り上がりつつ、道の駅でみんなで楽しくお昼ごはんをいただきました。
食後は駐車場で「SRXですよねぇ~、昔乗ってたんですよ、いいバイクでしたねぇ」というオジサン(いやこっちも相当のオジサンですが)を交えてしばし会談。

がんちょさんとは所用のためここでお別れとなりましたが、お正月といい、いつもあの屈託のない笑顔で出迎えてくれて、ホント感謝です。
天候もイマイチの中を駆けつけてくれてホントありがとうございました>がんちゃん
楽しかったっす!また今度はバイクで来ますからねぃ~。


朽木からしばらく南下を続けて、梅ノ木という場所から初めて通る県道783を辿って、広河原に抜けることにしましたが、GSRさんも美山までお付き合いしてくれることになりました。
この県道783号ってのが道は細くてつづら折れのキビシイ道路で、周辺の光景も「ここは本当に京都の中心部からそんなに離れてない場所なのか?うちの周りの町村でもここまでじゃないぞ」ってなくらいのときわすれな風景がこれでもかと・・・。
ああ、SRXで来たい~と思わず口走りましたね。
Gsr ジュニアをナビゲーターに公道ラリーちうのGSR氏。

そしてかつて知ったる佐々里峠に出て見つけたオオバアサガラの林。
Asagara1 Asagara2
少し前にBLKさんの「雑草植物園」で紹介されていて、うちの方じゃあまり見かけないのでぜひ見たかったんですよねぇ。
上の2枚は氏が写真をアップしていた場所ではなかったのですが、しばらく行くとその場所もすぐわかりましたよ♪
Asagara4

それにしても、ここで写された氏の黒影号の写真は本当に美しかった。
1024asagara (陳謝!無断拝借。まずければ削除いたします)

そんな黒影号にお目にかかりたく(や、無論オーナーにも、です!)前日までメールでやり取りしていましたが、朽木に向かう途中で「家の用が長引き今回は残念ながら・・・」といった旨のメールが来ました。う~ん、残念。

そんな訳でしたので、あとは美山を経由して家路につくだけなので、スペースウッドさんでGSRさん親子とまったりしたりしてから美山へ向かい、牛乳広場で休憩。
Ayunobori 牛乳広場の鮎のぼり

牛乳広場は本当にバイクが多くて、家人もビックリしていました。
バイク乗りの交流広場って感じですな。
だけど、最近のビッグバイクやは~りぃ~が多くて、さすがにSRXなんて見かけませんね。
時間はもうすでに16時半を過ぎ、さてそろそろ土産を買って帰路に・・・・

「ダダダダダダッ・・・」ええ~っ!?

Gyunyu
いらっしゃいました~(^o^)丿
「もう帰った後だろうと思いつつ夕駆けに出てみた」との事。
いや~こちらも会えるとは思っても見ませんでした。
うだうだマン氏とうだうだしていて良かった~!

ここでも、「昔コイツに乗っとったんですわ、ええバイクやったなぁ」というオサーンが近寄ってきました。
BLK氏「ええでしょう。こんなええバイク手放したらそらあきまへんで!」
オサーン「従業員の給料払うために手放したんや、ううっ!」
BLK氏「そりゃ勿体ない事しましたなぁ、もうコレが好きで好きで家に何台も同じSRXを置いてる大馬鹿者もおるくらいですよ!わっはっは!」

(ぎ、ぎくっ!あー、たぶんそれはs●bさんのことだよねー(^_^;))


その後も、このオサーンとの会話はカナーリ楽ませてもらいましたよ。
またSRXのシリンダーフィンの造形の究極の美しさを追求するあまりに氏が施そうとした愚行(スマソ)なども知ることができました♪
ありがとうござんした>BLKさん
Miyamacoffee

牛乳広場でBLKさんに見送ってもらい、GSRさんに丹波篠山IC近くまで送ってもらって高速の人となりました。
いろいろとアリガトー>GSRさん
最後まで付き合わせてしまって申し訳なかったです。
よその大人はみんな「がんちょさん」だと思ってるかわいいジュニア殿にもよろしく~(^o^)丿

お世話になった方々、本当にありがとうございました。
お陰さまで大満足の旅ができました。
YO'SHI~さんをはじめ、事前にいろいろと情報を下さった方々にも感謝いたします。
機会があれば今度こそSRXで行きたいと思います。  ~完~

|

2007年6月25日 (月)

丹後半島を巡る旅Vol.4(漁見学編)

で、どこまで行ってましたっけ?(爆

一夜明けて早朝。

ほんとはレンタサイクルで天橋立を往復したかったのですが、レンタサイクルは8時半が営業開始。それから天橋立を往復すると出発が遅くなっちゃうので断念。
朝ごはんの時間までに行けるところまで散歩して帰ってくることにしました。
Asa いい天気になりました♪

ここにも自生しているハマナスの群落などを楽しみながら歩いていると、漁船が3~4人の人が乗り込んだ小さな船を曳いて行く光景に出会いました。
何だろ?釣り客を釣り場まで送っていくのかな?と思って見ていました。
Ryou

漁船は曳いていた小船をある場所で置き去りにしていくと、またもう一艘の小船を連れてきます。
ナンダナンダ?と興味シンシンになって来ました。
小船の方は胴を赤く塗って特徴のある形をしており、だんだん私たちのいる岸に近づいてきます。
近づくと乗っている人が釣り客なんかではなく、地元の漁師さんであることがわかりました。
Ryou1
どうやら網が仕掛けてあるようです。
小船に乗った漁夫は三人一組で、息を合わせて綱を引き始めました。
この動作がとてもユニークなんです。渾身の力で引くのではなくて、3人が小刻みな動きでリズミカルに少しずつ引くのです。
Ryou2 最初の一艘
Ryou3 もう一艘

なんかすごく楽しそうにやってます。
Ryou4 ちょっと某塾長似(?)の漁師さんも楽しそうすよね

網の綱を引きながら二艘の小船はだんだんとその距離を詰めていきます。
Ryou5

位置を変えて見ると、朝日に輝く海と漁船が何とも言えずに・・・。
Ryou6 Ryou7_1

で、とうとう小船の間隔がお互いに手の届きそうな距離に狭まり、いよいよ網が引き上げられようとしています。
上空には既に獲物を狙ってカモメがスタンバイ。
Ryou8
ワクワク~、何が上がるんだろう~。


と、その時、ポケットのケータイが鳴りました。
「もしもし」
「宿のものですがぁ、お食事の用意ができておりますので・・・」

「少し遅れます」と言ってしばらく粘っていたのですが、なかなか最後のところで時間がかかるようで、結局、何が獲れたかは確認できませんでした。
Ryou9 もう少しなのになぁ・・・

息を切らして走って帰った宿で聞いてみると、この時期はいろんな魚が獲れるんですけど、アジですかねぇ?」と曖昧な返事。
う~最後まで見たかったなぁ。
どなたか、何の漁だか知りません?

Shell こちらは家人が散歩中に、浜を歩いていた地元の方から「拾ったから」と頂いた大変美しい貝殻。手のひら位もある大きさです。こちらも名前が判る方いらっしゃいませんか?

|

2007年6月15日 (金)

丹後半島を巡る旅vol.2

ついに梅雨入りしました。
気温が低めで蒸し暑さを感じないので、雨に濡れた情景に潤いが感じられ、梅雨も悪くないなと思ってしまいました。

さて、丹後半島の旅の続きです。



Kyougamisaki
経ヶ岬です。半島ですからいちおうその先端部である岬は観ておかねばなるまい。
普段の休日はもっと人が多いのでしょうけど、天気予報が悪かったからか、そんなに観光客も多くはありませんでした。
駐車場から断崖の方に望遠鏡をセットした人がいまして、「鳥ですか?どんな鳥です?」と訊くと、「これ」と言ってクリアフォルダに入れた子育て中のハヤブサの写真を見せてくれました。
見せてくれたのはよかったのですが、「あんたらみたいな観光客がどれだけ鳥のこと思ってんさ!」って感じの不快感が露骨に・・・。
興味本位の通りすがりの観光客なので早々に失礼して、旅を続けます。
岬から戻る道すがらや、R178沿いの林にはけっこうたくさんのニホンザルがいましたが、カメラを向けるとすぐに隠れてしまいます。

どっかにモデルになってくれるサルはいねーかーと探してますと、突如古代ギリシャの遺跡が!
Iseki や、モデルはサルではありません。念のため。
今日の日本海の青さは無理矢理エーゲ海と思い込めないこともないですが、何のためにこんなもの作っちゃったんでしょうねぇ。

しかしやっぱりこの海に似合うのはこういう風景です!
Tanada1
新井の千枚田。
    Tanada2
私たち以外に見物客は、おぢさん一人と、数人の学生のグループ。
知られた写真スポットのようで、全員一眼レフを手に思い思いの位置でパシャパシャやってます(^_^;)
もっとたくさんの棚田が見られるのかと思ってましたが、おじさんに聞いたところでは、以前はもっといっぱいあったのだけど、みんな休耕田になってしまって、今ではここ一箇所だけが残っているだけとのことでした。これでは千枚田じゃなくて十枚田です。
確かに、楽に作業ができる平地で休耕田がどんどん増えているのに、こんな機械も入らない効率の悪い場所で大変な思いまでして耕作する必要性はなくなっているのでしょう。
この最後の棚田も、耕作が目的ではなくて、この風景を守ろうという地元の人たちやボランティアの人たちの活動によって米が作られているようです。
できれば夕陽に輝く千枚田を見たかったのですが、そうも行かないので次の目的地、伊根を目指します。


伊根の舟屋は、とあるツーリング雑誌でその風景を見てからずっと行きたいなぁと思っていた場所です。
ついに出会えました。
Hunaya1
漁船用のビルトインのガレージがついた家屋が海沿いにずらりと並んでいます。
Hunaya2
夜間の漁に備えて並んで出港を待つ。
一家で同じモデルの船を何台も所有する人もいるんだろうか(違
Hunaya3

Hunaya4
その土地特有の気象条件や生活様式に則って培われてきた独自の景観は、意識的に造られたどんな景観よりも美しいかも知れません。
そんなことを考えるようになったのは、年をとってのすたる爺になったせいばかりではないように思います。
全国のどんな街に行っても「ここはどこだっけ?」と錯覚に陥ってしまう、金太郎飴のように同じファーストフード店や大規模店舗が立ち並ぶ郊外の景色ばかり目にしているせいかも知れません。
ふと知らない街を訪ねたくなるのは、このように美しく、その場所でしか見られない景観を見られるからでもあるのです。

さて、いつまでもこの風景に浸っていたいのですが、そろそろ宿に向かわねばなりません。
こういう時間に制約される部分はヤッパリ野宿の方が便利は便利ですなぁ。

続きはまた・・・。

|

2007年6月13日 (水)

丹後半島を巡る旅vol.1

「どっか一泊で行きたいねぇ」
「うんうん、行ったことのない場所へ」
近場のショートツーリングもいいのですが、たまにはふと見知らぬ土地へ旅をしたい衝動に駆られます。

一泊で行ったことのない土地って条件でいろいろ考えて、行き先は丹後半島に決定。
さて次に宿泊手段ですが、なんせウチときたら新婚旅行ですらテントとユースホステルで、それ以後も旅館なんてものに泊まった覚えがありません。
今回も、キャンプかせいぜい公共の宿か民宿かって感じでしたが、YOSHIさんから紹介してもらった小浜の宿(結局その日は満室で予約ができませんでした)があまりに素敵だったので、すっかり旅館モードに。
家人もすっかり「アゲゼーン、スエゼーン!!」と呪文のように唱えています(^_^;)

「二人で海外旅行も行ったこともないし、ここで多少のゼイタクしてもバチは当らないよな!」
「天気も悪そうだしテントはちょっとねぇ」
「中止になった職場旅行の積み立て金も戻ってきたし、よぉし!ここはひとつ大名旅行じゃいぃぃぃ!!!」(別にスイートに泊まるわけぢゃないんだから大げさ?)

このようないきさつで、天橋立にちょっとよさげな旅館を予約できたのは、前日の夜のことでした。

さて、当日。
朝7時半出発。
県内は酷い雨。やはりクルマで正解?
Rain
どんよりと垂れ込めた暗い雲と雨。寒気の影響で長袖を着ていても肌寒いくらいです。
「う~ん、今回の丹後半島の旅のテーマは『つげ義春の世界を探して』にするわ」などとテンション低く車内で会話。

豊岡・出石への近道である神鍋高原を通ります。兵庫に入り、峠の長い蘇武トンネルを抜けると雨が止み、時折り青空も。自然と気持ちも明るくなり、家人もなかなかのサービス精神を発揮。
Uemura 豊岡は故・植村直己氏の出身地である。

豊岡を過ぎて京都に入り、いよいよ未知の土地、丹後半島に入っていきます。
久美浜湾に面したJAの施設で昼ごはん。
Kumihama 青空の領域とともにさらにサービス精神も・・・

Suika久美浜特産ラグビーボール型スイカ「パロディー」を、げと。

ところで食堂で、「来週はさなぶり定食」とか、「さなぶりの寿司は売店で販売中」とかいう文字を目にしました。
「さなぶり」って一体なんだ?ここまで「さなぶり、さなぶり」って書いてあるからにはこの辺りの名物に違いない。これは是非とも「さなぶり」なるものを食っておかねば!
食事が済んで売店に直行。
・・・・んがしかし、隅から隅までさがしたけど見当たりませんよ。

おかしいなぁ、こうなると無いものねだりで何としても食べたくなります。
諦めきれずに売店の前にいたおばちゃんたちに尋ねました。
「さなぶりってどんな名物なんすか?ぜひ買って帰りたいのに見当たらないんだけど」
おばちゃんたちは顔を見合わせて大笑い。
「さなぶりってのはねぇ、うちらはさなぼりって言うけど、田んぼ仕事が一段落したときの事を言うんだよ。喰いもんやあらへんで、ぎゃははは」
帰って調べてみましたら、田植えが無事に済んだことを祝う行事のことで、農村ではわりと普通に使われている言葉なんですねぇ。漢字では「早苗響」。ひとつ勉強になりました。


久美浜を過ぎ、網野町という町に入ります。
黒い杉板の家並みが実にいい雰囲気で、お昼過ぎのしんとした路地のあちらこちらから機織りの音が聞こえてきました。
「ああ、丹後ちりめんの町まで来たんだな」と実感します。うーん、旅らしくなってきましたよ♪
Tango いつかBLKさんが写真を紹介していたのはこの辺りのことだったのでしょうか?

網野の町を通り過ぎると日本海に出ます。
夏のような青空に積乱雲が沸き上がり、思わずクルマを停めて景色を堪能。
Natsuzora_1   Kumo
バイクで来ても良かった?

この時期、鳥取県以北の日本海沿いはハマナスが開花シーズンを迎えています。
Hamanasu ナスっていうよりトマトの実みたいですね。これから真っ赤に熟してまさにミニトマトのようになります。ま、トマトもナス科ですからね。ビタミンCいっぱいのローズヒップですね。
Toge 立派なトゲは、日本原種のバラとしての自負?


同じ日本海ですが、うちの方と比べて明らかに風景が違います。
うちの方は屋根瓦は赤瓦とかが多いのですが、こちらは黒瓦が多くて海とのコントラストや、陽光を受けた輝きが大変美しいと思いました。
Kawara  Kawara2

そしてもう一つは、断崖の海岸線までせせりだすような水田の風景。
Keitora   Suiden2 この水田の向こうは↓のようになっています。
Suiden_1
用水は滝となって海に落ちます。Taki

それにしてもこんなにいい天気になるとは。バイクで来れなかったのは残念ですが、とてもラッキーです。黒瓦の輝きも、海の色も、晴れてこそです。
さてまだまだ旅は序盤ですが、とりあへずvol.1はここまで。

|