辰に虫と書いて・・・
先日の京都物見遊山のネタは家人に略奪されたので(^_^;)ニッチを狙った小ネタなどを・・・。
南禅寺の法堂前にある、確か香を焚く場所の屋根だったと思いますが、面白いモノを見つけました。
べろべろべろ~んと舌を出した龍のようなへんてこりんな装飾です。
不思議に思ってちょっと調べてみましたが、一説によりますと、これは龍ではなくて龍に似た「蜃(しん)」という架空の動物だということです。
口から舌を出しているのではなくて、「気」を吐いている様を現しているそうです。
そして、この気に幻の楼閣を映し込む・・・・つまりそれが蜃気楼。
ただ一方で、海に住む大蛤が蜃気楼を造り出し、その妖怪蛤の事を蜃と呼ぶという伝説も有名(「蜃」と書いてズバリ「おおはまぐり」と読んじゃうらしい)ですので、蛤の蜃と龍のような蜃が別のものであるのか、それともいつの間にかその妖怪蛤が龍に似た姿に例えられるようになりそれを蜃と呼ぶようになってしまったのかは定かではありません。
また、龍は水神であり、水を吐く姿が気を吐く蜃と重なったという説も・・・。
いづれにしましてもこの写真のように社寺建築装飾で使われている「べろべろべろ~ん」は、龍ではなく「蜃」であるのは間違いないようです。
以上、付け焼刃でネットで得たお話でした。
PS:ほんとはホームページの一コンテンツとするはずだった「Shinra-Bansho」【物見遊山で見つけた面白いもの】を安易にblogの一カテゴリーに・・・・
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